昨年9月、大阪府茨木市のコンビニエンスストアで、店員の態度に腹を立てた男女4人が、店長らに土下座をさせた挙げ句、商品のたばこを脅し取ったとして恐喝容疑で逮捕された(その後、執行猶予付きの有罪判決)。
このときも、加害者側が土下座の様子を撮影した画像や動画をネット上に投稿すると炎上。個人の特定や個人情報が次々に公開され、犯人の男が「ネットの追及が怖くなった」と警察に出頭する決意をさせたほどだった。
また、札幌市の衣料品店では平成25年10月、購入した商品を「不良品だ」などと訴えて従業員に土下座させたとして、40代の女性が強要容疑で逮捕されている。こちらでも、土下座の様子がネット上に公開されて物議を醸した。
「ゆがんだ正義感」による危険性も
滋賀県警生活環境課の捜査員は「ネット上の情報が間違えていて、事件と無関係の人が批判にさらされることもある。他人の個人情報を掲載して誹謗中傷することは名誉毀損(めいよきそん)にあたる」と警鐘を鳴らす。