春のダイヤ改正に伴い、東海道新幹線の一部列車で最高時速が270キロから285キロに引き上げられる。これに先立って25日に「のぞみ」の走行試乗会が行われ、366人の乗客が285キロを体験した。
埼玉県横瀬町の高校3年生、白石紘太郎さん(18)は「体感では普段とあまり変わらない気がするが、新幹線の大きな一歩だと思う」と満足した様子。
対象車両はN700AとN700系の2種類。早朝・深夜の8本と日中の29本、合わせて37本の「のぞみ」が東京-新大阪間を3分短縮して運行する。
東海道・山陽新幹線は、山陽新幹線の区間では最高300キロを出しているが、東京-新大阪間は都市部や急なカーブが多いため、速度が抑えられてきた。2013年デビューの最新車両N700Aや改造N700系には制動力を高めたブレーキやカーブでも車体を傾け速度を保つシステムなどで、速度アップが可能になった。