「発明の日シンポジウム」(主催・JIPII)で知財人材育成について論議する高林龍教授(左端)と古城春実弁護士(右から2人目)=4月13日、東京都港区の発明会館ホール【拡大】
ただ、濃密な研修だからこそ、企業戦略を担当する将来の幹部候補を育成できるのも事実だ。本科コース修了生の一人で情報・通信大手、ヤフーの執行役員・社長室長を務める別所直哉氏は「知財istとして、知財を根底においた経営戦略を常に心掛けている。ビジネスの基本として法律を学び、知財権の基礎を体系的に身につけていくことは、経営の立場から戦略的に考えていくための基本」と言い切る。高度な知財戦略を実現する知財人材こそ促成できない。念入りに育てることが必要だ。(知財情報&戦略システム 中岡浩)