新岳は昨年8月3日、昭和55年9月以来の噴火が発生。気象庁は、5段階で示す噴火警戒レベルを最も低い1からレベル3(火口周辺規制)に引き上げ、住民や滞在者が島外に避難した。
今年3月には、平成16年3月の遠望カメラの観測開始以降で初めて、高温の溶岩や火山ガスなどが噴煙や雲に映り明るく見える「火映」も観測。気象庁は機動観測を派遣するなどして、噴火への警戒が続いていた。
その後も活発な火山活動が続き、4月に入ってからは、二酸化硫黄の放出量が1日当たり900~2600トンに上ったほか、火山性地震の観測も1カ月で50回以上となっていた。