南シナ海・南沙諸島で、中国が埋め立てを進めているとされるミスチーフ(中国名・美済)礁=5月11日(AP)【拡大】
--戦後70年、中国は「歴史戦」を仕掛けているとの見方もあります
日本を悪辣(あくらつ)非道な「侵略国家」に仕立て上げることで、国際法を無視した海洋進出や、チベットやウイグルなどに対する侵略行為といった自国の暴挙への非難の矛先を転じようとする狙いもあるのかもしれません。いずれにせよ、中国による歴史の捏造や横暴な振る舞いを許すわけにはいきません。
外交力、防衛力を高めて中国を抑止するとともに、「歴史戦」に打ち勝つには、日本人自らが自虐史観のくびきから逃れ、自国の歴史について正しい認識を持つことも必要です。
そこで、幸福実現党では、安倍首相に対し、「戦後70年談話」において、先の大戦への贖罪(しょくざい)意識に基づく河野・村山両談話を撤回し、正しい歴史観に立脚した日本の姿勢を示すよう求める署名活動を展開しています。また、明日13日には、東京・日比谷公会堂前を出発地にデモ行進を行います(詳細はhttp://info.hr-party.jp/2015/4305/)。日本の誇りを取り戻すために、皆さまのご協力を心よりお願いいたします。
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【プロフィル】釈量子
しゃく・りょうこ 1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。大手家庭紙メーカー勤務を経て、94年、宗教法人幸福の科学に入局。常務理事などを歴任。幸福実現党に入党後、女性局長などを経て、2013年7月より現職。