林崎春生容疑者宅に家宅捜索に入る捜査員ら=1日午前、東京都杉並区(古厩正樹撮影)【拡大】
神奈川県小田原市上町付近を走行中の東海道新幹線「のぞみ225号」で2人が死亡、26人が負傷した放火事件で、焼身自殺を図ったとみられる東京都杉並区西荻北の職業不詳、林崎春生容疑者(71)が、油のような液体が入ったポリタンクをリュックサックに入れ、車内に持ち込んでいたことが1日、県警への取材で分かった。
県警は同日、殺人と現住建造物等放火の疑いで林崎容疑者の自宅アパートを家宅捜索した。動機の解明などを進めるとともに、林崎容疑者の遺体を司法解剖して死因を調べる。
捜査関係者によると、1号車の車内に設置されたカメラには、運転席のすぐ後ろのデッキでリュックサックから容量が10リットル程度とみられるポリタンクを取り出し、直後に自分の体に液体をかける姿が写っていた。
林崎容疑者のズボンのポケットからは乗車券も見つかったといい、県警は事件前の足取りを調べている。