東海道新幹線放火 案内表示板、車内放送に「不審行為」追加 JR東海

2015.7.2 16:38

これまでの「不審な物」から「行為」も対象に加えたJRの電光掲示メッセージ=2日午後、東京駅

これまでの「不審な物」から「行為」も対象に加えたJRの電光掲示メッセージ=2日午後、東京駅【拡大】

 東海道新幹線の放火事件を受け、JR東海は2日、新幹線のすべての車内と停車駅で、車内放送や案内表示板の内容を見直し、「不審行為」への注意を付け加えた。これまでは不審物への注意と危険物の持ち込み禁止のみに触れていたが、乗客らに対し不審者にも注意を払ってもらい、警戒の目を強めるのが狙い。

 JR東海によると、新幹線の各車両に設置されている案内表示板の場合、これまでは「お客さまへのお願い」として、不審物や持ち主不明の荷物を見つけたら乗務員に知らせること、駅や車内に危険物を持ち込むことは禁じられていることが表示されていた。

 しかし、今回の事件を受け、「不審な物、行為にお気づきの方は、乗務員や駅係員までお知らせください」と内容を変えた。

 このほか、同社は駅係員による不審者らへの声かけも強化しているという。

 一方、JR東日本は、駅係員による「警戒中」と記された腕章の着用など、「見せる警備」の実施も検討しているという。

 国土交通省は1日に新幹線を運行、または運行予定のJR5社と会合を開き、不審者や不審物への警戒警備強化を指示していた。

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