警察庁によると、熊本地震で17日までに死亡が確認された41人のうち、死因が圧死だったのは20人で、疑いを含めた窒息死は10人に上った。いずれも倒壊家屋の下敷きになったとみられる。
最大震度7が観測された地震が発生した14日は9人が死亡した。15日未明にも震度6強の地震が発生したため、一時的に避難した住民が15日に自宅に戻ったところ、16日未明に頻発した震度6の地震で住宅やアパートなどが倒壊したことで犠牲になったとみられる。
死亡が確認された地域別では益城町が20人、南阿蘇村7人、西原村5人、嘉島町3人などとなっている。