25日以降の稼働は、代替製品の調達などを検討して20日をめどに判断する。
トヨタは2月にもグループ会社の爆発事故の影響で、国内の組立工場の稼働を約1週間休止。約9万台の生産押し下げ効果があり、今夏をめどに生産計画を挽回する方針だった。だが、再び大規模な生産休止が決まり、計画の遅れは必至だ。
部品供給の支障により、ダイハツ工業も18~22日の大分(大分県中津市)、久留米(福岡県久留米市)両工場の生産休止を決めた。三菱自動車も18、19日の水島製作所(岡山県倉敷市)の稼働を一部止める方針で、影響は業界全体に広がってきた。
再稼働見通せず
熊本県とその周辺には、さまざまな電子機器に組み込まれて重要な役割を果たす半導体などの生産拠点が集積している。こうした工場の生産停止の影響も拡大しつつある。
ソニーは画像処理を行う半導体を生産する熊本工場(菊陽町)が14日夜に停止。16日には長崎(諫早市)と大分(大分市)の両工場でも一部のラインが停止した。17日午後には大分と長崎のラインが復旧したが、余震が続いた熊本に関しては点検が進まず、週明け18日も、少なくとも朝からの稼働再開は難しい情勢だ。