第25回「地球環境大賞」では、会場となった明治記念館の中庭に受賞者が集まり、ご臨席された秋篠宮ご夫妻に、自社の受賞理由や環境技術をアピールした。また、授賞式後のレセプションでも、受賞者に加えて、経済界などから多数の関係者が出席。秋篠宮ご夫妻を囲む形で歓談の輪が広がった。
今回の受賞企業の中には、秋篠宮殿下と過去に接点がある代表者がいる。その一人が東京急行電鉄の野本弘文社長だ。
東急グループのとうきゅう環境財団は1992年、山階鳥類研究所の研究テーマに対し助成を行ったことがある。総裁を務められていたのは秋篠宮殿下だった。東急電鉄の野本弘文社長は記念撮影の際、その話をしたところ、「よく覚えていらっしゃった」そうだ。
また、YKK APの吉田忠裕会長CEOは92年に当時のYKK社長として富山県の工場に秋篠宮殿下がご視察に訪れた際、案内を行った。そのときのことを伝えると、「即座に思い出していただいた」という。
環境技術に対する秋篠宮殿下のご関心の高さに驚く声も相次いだ。「リサイクルへのご関心が高い」と話すのは、凸版印刷との共同開発によるリサイクルができるアルミレス紙パック飲料容器で受賞した、伊藤園の江島祥仁副会長。
凸版印刷の降矢祥博副社長も同様の感想を抱いた。苦労した部分を説明したら、一から説明する必要がなかったという。ヒューリックも「受賞理由である自然換気システムの技術的な話に終始した」(西浦三郎会長)。