箱根の名物「黒たまご」1年ぶり復活 「変わらない味だ」

2016.4.28 18:16

約1年ぶりに販売が再開された箱根山・大涌谷の名物「黒たまご」=28日午後、神奈川県箱根町

約1年ぶりに販売が再開された箱根山・大涌谷の名物「黒たまご」=28日午後、神奈川県箱根町【拡大】

  • 約1年ぶりに販売が再開された箱根山・大涌谷の名物「黒たまご」=28日午前、神奈川県箱根町
  • 約1年ぶりに販売が再開された箱根山・大涌谷の名物「黒たまご」を味わう男性=28日午前、神奈川県箱根町

 箱根山・大涌谷(神奈川県箱根町)の火山活動の影響で中止されていた名物「黒たまご」の販売が28日、約1年ぶりに再開された。火山ガス濃度の低下を受け、町が業者に大涌谷周辺への製造目的での立ち入りを認めた。

 同町仙石原の土産物店には、午前10時のオープン前から客が集まりだし、販売が始まった11時前には数十人が列をなした。毎年、箱根旅行のたびに購入しているという東京都大田区の契約社員赤堀久男さん(67)は早速ひと口頬張り「変わらない味だ」と満足げにほほ笑んだ。

 製造販売する「奥箱根観光」によると、黒たまごは大涌谷の温泉の池で作る黒いゆで卵で、5個入り500円。中止前は3千袋以上売れる日もあった。だが昨年5月に噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられ、製造設備や売店がある大涌谷周辺の立ち入りが制限されていた。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。