中国は2030年までに「原発強国」を作ると宣言し、原発の輸出も加速する構え。ただ、中国の原発技術には安全性や透明性の面で懸念が指摘されている。
パリ協定では、今世紀後半に世界の温室効果ガス排出量を実質的にゼロにすることを目指し、途上国を含む全ての国に5年ごとに削減目標を上積みするよう求めている。低炭素技術の需要が世界中で増加するため技術力で先行する日本などは「環境技術を輸出するチャンス」(経済官庁幹部)にもなるが、中国との競合も予想される。
日本はG7と協力して安全性などの裏付けを持つ質の高い技術の売り込みを進める必要がある。(田辺裕晶)