【講師のホンネ】「渇いた身体」を見分けるサイン 吉田聡 (2/2ページ)

2016.6.8 05:00

 一つは、脇です。脇の下を触ってください。暑いのに、脇がさらさらしていたら要注意です! 水分が足りずに、汗が出せない状態です。二つ目は爪です。爪を押すと白く変わって、離すとピンクに戻ります。このとき、戻るまでに2秒以上かかる場合は、身体が渇いているサインです。水分がすぐに必要です。ただ、普通に水分を取っても吸収されるまでには時間がかかります。そんな時は、経口補水液がおススメです。経口補水液は、スポーツドリンクなどよりも早く身体に吸収されるため、回復が早まります。また、経口補水液は普段飲むとまずいのですが、渇いているときはおいしく飲めます。これも、一つの目安にしてみてください。

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【プロフィル】吉田聡

 よしだ・さとし 1977年大阪生まれ。薬局・なくすりーな管理薬剤師。延べ30万人の服薬指導に当たる中、その薬が本当に必要なのかに疑問を持つ。近年、薬剤師の本質は「薬の引き算をすることにある」という考え方にたどり着く。患者さんに寄り添って薬を減らす服薬指導には定評がある。「薬の引き算をする薬剤師」として、講演などでも活躍中。

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