舛添知事が辞表提出 政治資金問題で引責 都知事選の日程は… (1/2ページ)

2016.6.15 11:46

東京都庁に入る舛添要一知事=15日午前9時23分

東京都庁に入る舛添要一知事=15日午前9時23分【拡大】

  • 都庁に入る舛添要一東京都知事=15日午前、東京都新宿区(古厩正樹撮影)
  • 東京五輪ののぼりの前を通り登庁する舛添要一知事=15日午前9時23分、東京都庁
  • 都庁に入る舛添要一東京都知事=15日午前、東京都新宿区(古厩正樹撮影)
  • 東京都庁に入る舛添要一知事=15日午前9時23分

 東京都の舛添要一知事(67)が15日、政治資金「公私混同」問題などの責任を取り、知事を辞職する意向を固め、都議会の川井重勇議長(自民)に辞表を提出した。辞職は21日付。都議会自民党や公明党が15日未明に不信任決議案を提出したことで、辞職が不可避となっていた。就任から2年4カ月。猪瀬直樹前知事に続き“政治とカネ”の問題に絡み、都知事が2代連続、任期半ばで身を引く事態になった。

 都選挙管理委員会によると、辞職に伴う都知事選は7月14日告示、31日投開票か、7月21日告示、8月7日投開票のいずれかで調整が進められる。

 舛添氏は14日、自らの政治資金「公私混同」問題を受け、参院選への影響を懸念する都議会自民党から辞職を促されたが、再三にわたり固辞。15日未明には自民、公明などを含む主要会派が共同で不信任決議案を提出した。15日午後の都議会本会議で、全会一致で可決されることが確定的になっていた。

 これまでに都知事の不信任決議が成立した例はなく、可決すれば初のケースとなる見通しだった。舛添氏の辞職は、4年後の東京五輪・パラリンピック運営にも影響するとみられる。

 舛添氏は平成26年2月11日、医療法人「徳洲会」グループ側からの5千万円受領問題で引責した猪瀬直樹前知事の辞職に伴い、実施された都知事選で、約211万票を得て初当選を果たした。

「いずれも違法ではない」などとする結果を公表したが、理解は得られず…

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