
ファミリーレストランで客の男性が注文したハンバーグから「歯が出てきた」。歯は男性の人工歯だったが、「石のような硬い異物をかんで人工歯が外れた」と訴えを提起した結果は…【拡大】
だが、ファミレスの調理器具や設備を調べてみても、白くて硬い物質に該当しそうなものは見当たらなかった。
ハンバーグ自体は、工場で成形され、店舗で加熱調理されていた。男性が食べたのと同じ日だけで181食提供されたが、同様の苦情はなかった。
結局、保健所は「異物混入の経路と発生原因の特定には至らなかった」との判定を下す。要するに、原因は不明-。
しかし、男性はあきらめ切れない。ハンバーグに入った「石のような異物」のせいで人工歯が外れて出血したとして、ファミレスに再装着費用など130万円の賠償を求めて提訴した。
対するファミレス側は異物混入を真っ向から否定。そのうえで「ハンバーグという柔らかい食べ物を食べたからといって、インプラントに無理な外力が加わったとは考えられず、ハンバーグが原因でインプラントが外れたとはいえない」と反論した。