国などの支援で徐々に復旧に向かう中、2013年9月に韓国が宮城や千葉など8県の水産物を安全性への懸念から全面禁輸。県漁協はやむなく国内での販路を模索したが、昨年の出荷は約4100トンにとどまった。
ホヤは種をロープにつるし、海中で3~4年間、大きく育ててから出荷する。生産過剰のホヤを放置すると重みで落下し、海洋汚染の原因になる。養殖を継続していくには、新しい種を付けるスペースも必要なため、廃棄処分が決まった。
県漁協によると、韓国の輸入禁止が解除されるめどは立っていない。担当者は「今も放射性物質の検査を続けており、安全性は問題ない。ぜひ手に取って、食べて応援してほしい」と呼び掛けている。