「相模トラフ」巨大地震が起きれば、小田原や八王子で強い揺れ

2016.10.13 07:19

相模トラフ巨大地震の長周期地震動予測。関東大震災タイプの地震が周期2秒(約100mのビル)を揺らした場合。凡例は1秒当たりの揺れ幅(cm)。図中の実線は想定震源域(提供写真)
相模トラフ巨大地震の長周期地震動予測。関東大震災タイプの地震が周期2秒(約100mのビル)を揺らした場合。凡例は1秒当たりの揺れ幅(cm)。図中の実線は想定震源域(提供写真)【拡大】

 政府の地震調査委員会は12日、相模湾から延びる海底地形の「相模トラフ」沿いで巨大地震が発生した場合、関東地方で周期の長いゆっくりとした揺れ(長周期地震動)がどのように起きるかを予測した地図の試作版を公表した。神奈川県小田原市や東京都八王子市などでは強く揺れる場合があるとしている。

 相模トラフでは、大正12年にマグニチュード(M)7・9の関東大震災(大正関東地震)、元禄16年にM8・2の元禄関東地震が発生。予測では、それぞれの地震をモデルとし、震源の位置などをずらした120~288通りの地震の起こり方を想定して揺れを推計し、平均を求めた。

 その結果、大正地震型に比べ、元禄型の方が強く揺れる傾向がみられた。元禄型の場合、周期2秒の揺れに対し、20階相当のビルの先端が小田原市で毎秒2メートル超、八王子市で同2メートル弱と非常に速く動く予測になった。

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