ローカリゼーションマップは、ローカルに基づいて判断することと、グローバルの標準で判断すること、これらに区別をつけためのものである。ただ、2つのカテゴリーを分けるラインが流動的であるのは言うまでもない。
iPhoneというハードはグローバルであるが、アプリになると地域性がでてくる。コンテンツになるとさらにローカル依存が強い。これが流動的とする一つの根拠である。
そこでぼくは、それぞれのビジネスがどこの層に位置するか、その位置がどう変化していくか、これらを適時把握するための方法を探ってきた。
ローカリゼーションマップを考えながら、とても面白い事象とみてきたのは、UberやAirBnBである。
シェアエコノミーの概念とITの発達によってこそ可能になる新しいサービスの到来は、この10年にも満たぬことである。AirBnBは2008年、Uberは2009年にスタートした。
各国におけるグローバルとローカルの関係を、行政から最終消費者まですべてのレベルで同時にみることができる。
まんざらでもない。
ボーダーレス化に足止めを食わせる動きとボーダーレス化が前進する動きは、まったく並行しておこっている。世界が暗くなるようでいて、明るい光も新しく照らされるのだから、ネガティブにばかり考えてはいけない。