民泊を悪用して覚醒剤を密輸したとして、6月に音楽プロデューサーの男ら2人が逮捕された事件で、警視庁組織犯罪対策5課は覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)容疑で、東京都港区西麻布のファッションデザイナー、長山マーカス容疑者(32)を逮捕した。容疑を否認している。今回の密輸事件での逮捕者は3人目で、長山容疑者は指示役だった。
逮捕容疑は5月8日、米国から覚醒剤992.4グラムを国際スピード郵便物で目黒区内のマンションの一室宛てに発送させ、営利目的で密輸したとしている。
同課によると、覚醒剤はノートパソコンの箱に隠して密輸。長山容疑者の自宅からは、覚醒剤約100グラムやコカインなどが押収された。