
府議会参考人招致で、発言中、笑顔をみせる籠池泰典氏=10日午後、大阪府庁【拡大】
《公明党の大橋章夫府議の『小学校建設を強引に進めた』との追及に対し、籠池泰典氏は全面的に否定。『優れもん』の小学校には生徒が集まると強調した》
大橋氏「(小学校の)建設工事の契約は平成27年12月。そのときは資金の裏付けはあったのか。小学校建設を強引に進めたのでは」
籠池氏「先ほども申し上げたが、学校は開校すると人数が増えてくる。私の学校は優れもんの学校なので、全国津々浦々から生徒が来る。とっかかりが早ければ満杯になったはずで、資金の推移もいいようになったはず。そこには保護者や全国の好意者の寄付もあっただろうし、順調に物事は進んだはずだ。軽はずみに物事は進めていない」
《『なったはずだ』と楽観的にも思える発言を繰り返しながらも『軽はずみに進めてはいない』と説明する籠池氏。開校できなかったのは松井一郎知事のせいだと改めて皮肉った》
大橋氏「府の設置認可がおりて、今年4月から学校がスタートしても、5月に(校舎を建設した)施工業者に金を払う対応はできたか」
籠池氏「すでに銀行では10億円の融資枠があった。寄付金もあったので、施工業者への支払いは滞りなくできたはず。松井知事のぶら下がり(取材での発言)で、銀行が融資を止めてしまった」