発見された南方熊楠の菌類図36点公開 水彩スケッチ、英文で特徴 上野の国立科学博物館 (2/2ページ)

新たに確認された菌類図譜(国立科学博物館所蔵)
新たに確認された菌類図譜(国立科学博物館所蔵)【拡大】

 熊楠は、ロンドンから帰国した明治33年から亡くなる前年の昭和15年頃まで、暮らしていた和歌山県などで菌類の採集を続け、図譜を作成した。

 同博物館菌類・藻類研究グループ長の細矢剛さんは「新種が含まれる可能性もゼロではないだろう。自然史の世界では、これだけ多岐にわたるコレクションを持っていた収集家として現在でも代表的な存在だ」と語る。