東京五輪見すえ、ふるさと・徳島の藍をPR フリーサーファーの永原さん (2/2ページ)

藍染め体験で、染め方を教える永原レキさん=徳島県海陽町
藍染め体験で、染め方を教える永原レキさん=徳島県海陽町【拡大】

 手作業で作られているため、一つ一つ色合いが異なり味がある。化学染料と比べて海を汚さず、環境面にもやさしい。ふるさとに戻った永原さんは、同社に入社。藍の栽培や染色、新商品の開発方法などを学び、昨年4月に独立して店を立ち上げた。

 同店では永原さんが開発を手がけた藍染製品を販売。藍染を体験することもできる。

 さらに東京五輪・パラリンピックに向け、現在、五輪のエンブレムの作者、野老(ところ)朝雄さんがデザインしたロゴ入りの藍染のサーフボードを東京都内で展示してPR。サーフィンの強化選手が着用する藍染めのウエアの開発も検討中だ。

 永原さんは「藍染は化学染料よりコストも手間もかかる。それでも、長い目で見たときにものづくりはどうあるべきなのか、考えてもらう一つのシンボルとして世界に発信していきたい」と話している。