MLB、「It’s Sho(翔) Time」エンゼルスの大谷翔平選手が登板

 【オークランド=住井亨介】「野球の神様」ベーブ・ルース以来99年ぶりとなる本格的「二刀流」に挑む大リーグ、エンゼルスの大谷翔平が1日、新たな快挙を成し遂げた。メジャー初登板で挙げた初勝利に、スタンド詰めかけた日本人ファンらは「速球がすごい」「感動した」と歓喜の声を上げた。

 「2つ三振を取った初回の入り方は上々だった。100マイル(約160キロ)近くの速球は本当に迫力がある」

 「It’s Sho Time」(翔タイム)とプラカードを掲げて応援していた都内の大学生、能祖(のそ)和春さん(21)は、大谷の速球を目の当たりにしてしびれたように話した。

 大谷は二回裏に3ランを浴びて逆転を許したが、大学生、磯見健太さん(21)は「崩れるかと思ったけれど、うまく立て直してくれた。立ち向かっていく闘志を感じた」。

 カリフォルニア州フォスターシティに住む柴田健二郎さん(43)は「感動です。日本とは違う環境でチャレンジしているのがすごい」と話し、妻のさくらさん(41)は「きょうが誕生日なので最高です」と喜んでいた。

 この日に備えてグラブを買ってもらった長男の小3、航汰くん(9)と次男の小1、蒼大くん(7)は「球が速くてすごい。大谷選手みたいになりたい」と声をそろえた。

 大谷の速球は野球の本場、米国のファンもうならせた。同州サクラメントの大学生、キース・スローンさん(21)も「本当に速球がすごい。投球はだんだん良くなっていたし、何よりすごい努力している」と絶賛していた。