医療書籍をネット上に無断で公開 著作権法違反の疑いで会社役員の男を書類送検 千葉

 医療書籍を無断でインターネット上に公開したとして、県警サイバー犯罪対策課と八千代署は8日、著作権法違反の疑いで、東京都千代田区の会社役員の男(41)を千葉地検に書類送検した。

 送検容疑は平成29年8月28日と同年9月20日、自身が運営するホームページ上に、無断で医療書籍の一部分を公開し、著作権を侵害したとしている。

 同課によると、ホームページには27年2月から29年12月までの間、少なくとも延べ約350万回のアクセスがあった。ホームページには男の経営する職業紹介サイトのバナー広告があり、男は事情聴取に対し「職業紹介サイトのアクセス数を増やす目的だった」などと供述しているという。