
大阪で行われたeスポーツの大会は盛り上がりを見せていた【拡大】
プロゲーマー、裏方の“争奪戦”が各地で
eスポーツの興隆は、大会でゲーマーなどの愛好者が楽しむだけでなく、観戦するスポーツとして魅力が高まったことにも影響している。先のKVOの大会運営を協力する運営会社「eスポーツコネクト」の佐加一騎大阪統括は「映像や動画をリアルタイムで配信するライブストリーミングの技術が生まれ、それを利用する方の経験値も上がり、それが見える形で広がっているのが今の流れです」と説明する。
さらに、佐加氏によれば、「大会開催のオファーが昨年から増え始めて、現在では月3、4本の問い合わせがある状況」とうれしい悲鳴だ。ただ、需要に比例して各地で順調に大会が増加しているかといえば、そうでもない。佐加氏は「扱うゲーミングPCの接続ですとか、映像の見せ方など、ゲームの大会を専門的に運営する会社が、東京以外の地方では決定的に不足しているんです」と明かす。
eスポーツは、以前から存在していたゲームの大会ではない。「魅せる」要素も加味されるため、ゲーム内容を軽快なトークで盛り上げる実況者も必要となる。大会運営者、技術スタッフ、実況などのゲームに特化した技術がそろい、魅力的な大会ができる。話題を集めるプロゲーマーに加え、不足する裏方の“争奪戦”が、各地で急速に起ころうとしている。