Bリーグ栃木、過去最高の売上12億円超

 バスケットボールBリーグの栃木ブレックスの運営会社が14日、栃木県庁で記者会見し、平成30年6月期決算の売上高が12億円を超え、過去最高だったと発表した。栃木はBリーグ初年度の昨季に優勝し、その効果でチームの認知度向上が進み、スポンサー収入など全体的に売り上げ増となった。来期はチームアプリの導入などで顧客満足度を上げ、入場者数増加を目指す。

 同社によると、売上高は前年度比17%増の12億66万円、営業利益は2%増の2093万円、税引き前当期純利益は43%増の3410万円だった。

 今季はチャンピオンシップ(プレーオフ)準々決勝で敗退したため、優勝した昨季と比べて賞金が4500万円減。試合数も4試合少なく、約8000万円の減収要因となったが、認知度向上とともに入場者数は増加し、全体的には増収となった。

 部門別では、スポンサー収入が最も多く、18%増の4億4340万円。次いで、チケット収入が23%増の3億3620万円。ブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市元今泉)に仮設スタンド(約400席)を導入したことも効果があった。グッズ収入も33%増の1億3690万円となるなど全部門で増加した。

 ホームゲームの観客動員数は8923人増の10万9594人で、平均入場者数は3653人。ファンクラブ会員数は26%増の3927人で、公式SNSのフォロワー数も増加した。

 鎌田真吾社長は「優勝した次のシーズンで影響した部分もあったが、入場者数を維持できたのはファンのおかげだ。来季もチーム一丸となって戦い、楽しんでもらえる空間作りをしたい」と話した。