中トロにイチジク…ふるさと納税の返礼品を一新 和歌山市

 
海の幸のジャンルに追加された生マグロ(和歌山市提供)

 出身地など応援したい自治体に寄付すると、税金が控除される「ふるさと納税制度」について、和歌山市は1万円以上を寄付した市外在住者への返礼品を大幅に増加した。今回のリニューアルで生マグロや旬の食材が増え、返礼品総数は105品目となった。

 ふるさと納税は、都会への税収の偏りを是正する目的で創設され、同市では平成20年度から導入。当初は明治後期から昭和初期の市内を写真などで紹介した本「あの頃の和歌山」シリーズの1冊を贈っていたが、昨年4月に肉や和歌山ラーメンなどを追加し、同8月にも品目を追加。今回は計68品目を増やす3度目の大幅なリニューアルとなった。

 今回のポイントは、梅やイチジク、ミカンなどの旬の食材を期間限定で提供▽無縫製ニットや、ふくらみながら焼き上がる冷凍パンなど市内企業の技術を使った商品▽宿泊券などの新たなジャンルの商品-などの追加。

 市財政課によると、これまでの寄付は24年度には21件100万円、25年度には20件230万円、26年度には40件81万円。初めてリニューアルした昨年度は1166件2510万円の申し込みがあったという。

 担当者は「市の良さを市外の人に知ってもらうきっかけになってほしい。今後も返礼品を増やす方針なので、市内の技術や商品の応募を呼びかけたい」としている。

 問い合わせは同課ふるさと納税担当(073・435・1300)。