日本のハッカーの人材数【拡大】
各国がサイバー武装する中、日本のセキュリティー意識が低いのはなぜか?
それはハッカーの人材不足と無関係ではない。ハッカーといえば、ネットに侵入して悪事を働くイメージが強いが、実は高度なネットワーク技術を持つコンピューター専門家を指す。
国内で唯一、ハッカーを専門的に養成する情報セキュリティ大学院大学(神奈川県)。担当教授が作成したウイルスを生徒が解析する実習を行うなどの先進的な教育で有名だが、今春の受験者はわずか約40人にとどまった。
独立行政法人・情報処理推進機構(IPA)によると、従業員100人以上の国内企業に勤めるハッカーは約23万人。IPAは、このうち半数以上は技術力が足りず、2万人以上の人材が不足していると分析する。
「日本企業は給料が安く出世できない」。国内企業に勤めるハッカーの20代男性はこう打ち明ける。