大気汚染物質の吸入を予防するための対策【拡大】
このため、政府は国民生活への影響を考慮し、中国政府に緊急対策を求める必要性があると判断した。現在、日中韓の3カ国では越境大気汚染対策の共同研究を進めているが、効果的な対策はとられていない。
政府は5月に日本で開く予定の3カ国環境相会合でも中国に対し、改めて環境対策の徹底を求める構えだ。
石原伸晃環境相は5日の閣議後会見で、PM2・5について「健康被害が出る前に、しっかりとした対策を取っていく」とし、呼吸器疾患患者や高齢者に与える影響について調査を指示していることを明らかにした。
環境省は現在、国立環境研究所でPM2・5の飛来分布と人体に対する影響を分析中で、今月下旬にも調査結果を公表する。