「大企業の役員クラスの頭ではもう無理!」 若手は説得を諦めるしかないのか? (2/3ページ)

2013.2.24 06:00

 そうしたお客さんたちのコミュニティには約2千人のメンバーがいる。同社では彼女達が社会を変えるプロジェクトを実施する際にソーシャル投資をしている。資金、スキル、アドバイス、PR力の提供だ。

 昨秋、その一部のメンバーから「えるまっぷガールズ」が生まれた。

 「十和田の裂織を世界で伝統継承」や「恋愛や結婚の価値観を広めたい」など5つのテーマをリサーチしている。例えば恋愛研究家ガールズは、恋愛、仕事、結婚の選択肢がもっと自由に選べるようになれば女性の幸せは増すはずだ、と考える。

 恋愛自由度の高い国を「恋愛先進国」とし、その反対が「恋愛発展途上国」。中東、アジア、欧州、米、アフリカ、南米から6か国を選びネットや文献の調査あるいは大使館にインタビューを重ねている。

 ぼくは彼女たちの中間発表を聞いた。その視点と切り込み方が大胆でとても興味深かった。言葉の定義やカテゴリー軸の設定に改善点はあるが、何かを飛び越えるには、この突込みが大切なんだと思わせるに十分の説得力がある。

 「嫁ぐならベネズエラ!」など、なかなか簡単には出てこない結論を彼女たちは出してくる。

 ベネズエラは専業主婦にも政府から「職業」として給付金が出るなどを調べてきたのは、大学生の木村カンナさん、小池希実さん、高校生の森川絢瑛さんの3人だった。森川さんは「専業主婦を誇りにして生きられる、というのが夢なんです。だからベネズエラに行ってみたいです」と嬉々と語る。

自分の子供たちがベンチマークになる

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