育児休業取得率の推移【拡大】
この関係者は「子供の年齢が上がると保育園に入りにくくなるという事情もあり、早めに子供を保育園に預けて職場復帰する人も多い」と打ち明ける。
中小企業の賛成は半分近く
フジサンケイビジネスアイが中小・ベンチャー企業を対象に育休3年の賛否を問うアンケートを実施したところ、賛成が45%と半数近くを占めるなど、まずまず評価されているようだ。「仕事に復帰する選択肢が増える」(製造業)、「追随できる企業は実施を」(同)などの声が目立った。
「反対」の意見としては、「今の時代、3年ものブランクがあっては職場復帰は難しい。子供を安心して預けられる施設の充実のほうがよほど必要。男性が育児休暇を取りやすくすることも大事」(サービス業)と、育休延長よりも保育所拡充を急ぐべきだとの意見が目立った。
これほど反応が分かれる背景について、労働関係の専門家は「育休取得者のニーズや、企業側のニーズはさまざま。一概に線引きしにくい問題」と指摘する。