カネボウ化粧品と子会社の美白化粧品を使った人の肌がまだらに白くなる被害をめぐり、消費者庁の阿南久長官は24日の記者会見で「もっと早く公表すべきだった」と述べ、カネボウの対応を批判した。同庁には消費者からの相談も急増、中には顔が腫れるなど重い症状を訴える人もいる。
カネボウは23日、被害を申し出た6808人のうち2250人が重い症状を訴えていると発表。これに伴い、4日までに2件だった消費者庁への相談も、23日午後までに37件増えた。
同庁に寄せられた相談からは深刻な症状がうかがえる。北海道・東北地方に住む40代の女性は平成23年8月ごろから顔や首の皮膚が赤く腫れ、症状は腕にも広がった。同年末には顔の皮がむけ始め、4軒目の病院で肌がまだらに白くなる「白斑」と診断された。