NISAはメリットばかりではない。利益が出た場合、非課税なのは魅力だが、あくまで投資のため、損が出ることもある。他の口座と損益を相殺することができないため、損が出ると、場合によってはNISA口座を利用しない方が税金の支払いが少なくて済んだということもあり得るからだ。
NISAで初めて投資に挑戦する人もいるだろう。大竹さんは「投資をすることで経済情報に敏感になる。投資すれば、ただ預貯金で寝かしておくよりも利益が出ることもある。例えば、毎月3万円貯金しているなら、そのうち1万円を投資に回してもいいかもしれません」。
ただ、投資を行う場合には日々の生活費に影響が出ない範囲で行う。「預貯金で半年分の生活費分あれば、残りは投資に回すことを検討してもいいかもしれません」と、大竹さんは話している。
非課税期間終了したら翌年の枠に移すことも
NISA口座で、非課税期間(5年)終了後は-。仮に平成26年に始めた口座の商品の場合、非課税期間終了後は保有する金融商品を100万円を上限に、31年の非課税枠に移すことができる。ただ、100万円を超える分は課税口座に移すことになる。