しかし、「期待できる市場規模とはかけ離れている」「釣り逃した魚を計算する漁協」(はてなブックマーク)と、逸失利益の計算としてあまりに過大だと揶揄(やゆ)する声もみられたほどだ。
業界努力足りない?
音楽産業は売り上げ減の原因を違法ダウンロードのような外的要素に転嫁するばかりで、良いコンテンツを生み出す業界内の努力が足りないのではないか-。そうした厳しい意見も、珍しくなくなりつつある。
「結局、みんな金出してまで聴きたい音楽CDがないということが判明したな」(掲示板)
売り上げが漸減傾向にあるとはいえ、比較的高額な音楽CDが今でもよく売れ続けている日本の音楽市場は、世界的にも特異だという。日本レコード協会の統計によれば、昨年の音楽CDやDVDなど音盤の売上額は、音楽市場の売り上げ全体の約85%を占める。音楽ビジネスの主流が音盤販売から有料配信に移りつつある米国など諸外国とはかなり異なり、ある意味では世界の潮流から取り残されているとも言える。