デビュー以来、ファッションや演出などにはきゃりーさん自身の意向を反映。中田さんや楽曲映像の美術を手がけるアートディレクターの増田セバスチャンさんら原宿を中心に活躍する大人が「作品」を磨き上げる手法は今も変わらない。
「海外で売るために海外スタジオでレコーディングするような、『大人が料理してしまう』やり方をしたくなかった。強い発信力を持つきゃりーにクリエーターも敬意を抱き、一緒に面白がり、『旬』を作り込む姿勢がうまくいった」と中川社長は振り返る。
現在、きゃりーさんのツイッターのフォロワー(読者)数は181万人以上。仕事の報告だけでなく日常の出来事、恋愛観まで多岐にわたるつぶやきを公開し、若者を中心に共感を広げている。自ら周囲を巻き込みブームを大きくしていく方法はまさに「ウェブ時代的」ともいえる。