被験者は40~60代の男女10人。昨年11月、5日に分けて朝食抜きで、(1)ご飯だけ(2)ご飯とマグロ(3)ご飯と長イモ(4)ご飯とマグロ、長イモ(マグロ山かけ)-の4つの試験食を日替わりで食べてもらい、食後2時間の血糖値を測定した。いずれも塩分が同じ量になるよう、しょうゆを使わないご飯単品のときは塩を振りかけた。
「数字に驚き」
測定の結果、被験者の平均血糖値(時間曲線下面積)は、ご飯だけのときを100とした場合、ご飯とマグロの組み合わせでは111と高め。一方、とろろご飯は74、ご飯とマグロ山かけは59と、食後の血糖値の上昇が抑制され、ご飯とマグロ山かけが最も低い値となった。
被験者として参加した同県健康増進課の川名勝義課長(47)は「私の場合、ご飯だけだと数値が高かった。マグロと長イモを一緒に食べることで血糖値の上昇が抑えられるということを実際に数字で見せられたのは驚きだった」。
同大では「主食のご飯だけでなく、主菜や副菜を組み合わせた食事形態を整えることが大切」とし、若い世代を対象にした研究も進めている。