では、「リクルーター面談」が行われている現場では、どのようなことが起きているのだろうか。実際に学生と接しているリクルーター2人に実情を聞いてみた。
Aさん:(大手金融会社勤務)
「学生の緊張を和らげるため、場所はカフェに設定し、【当日は私服で気軽にお越しください】という文面のメールを事前に送っていた。当日、学生はその言葉をうのみにしたのか、サークル帰りのジャージー姿で面談へやってきた。面談中も、特にメモを取ったり、自ら質問をしたりする様子は見受けられず、しまいには【リクルーターから連絡がきたということは、内定確実でしょうか?】と非常に的外れな質問を投げてきた」
Bさん:(大手エネルギー会社勤務)
「スーツの着こなし方、あいさつや敬語といった基本的なビジネスマナーは非常に良くできており、第一印象は大変好感が持てた。しかし、会社に対する知識は、驚くほどなく、事業内容や海外拠点、商品名などホームページを一度でも見ておけば答えられるような質問に全く答えられなかった。本人としては【会社説明会】あるいは【OBOG訪問会】のような位置づけで、今回のリクルーター面談を捉えていたようだ」