このように、本来であれば学生にとって非常に有利に働くはずの「リクルーター面談」だが、学生自身の準備不足、認識不足により内定から遠ざかってしまっているケースが多発している。
上述したAさんの事例のように、実際の面談は、会社の会議室や個室を使って行われる本選考とは異なり、会社近くのカフェや喫茶店などで実施されることが多い点、また「リクルーター」は、基本的に入社2~5年目の若年社員が選出され、さらに同じ出身大学の学生をサポートすることが多い点などから、学生にとっては社会人との面談といえども、「身近な先輩とのお茶会」程度に捉えてしまい、本来の企業選考ほどの入念な準備を行っていかない場合が多いのだ。
さらに、全ての学生にリクルーターがつくわけではないため、こちらもAさんの事例で挙げた学生のように、リクルーターとの面談が決定した時点で安心しきってしまい、結果的には内定から遠ざかってしまう場合も大いにあり得る。