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※国立感染症研究所URL
http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-m/813-idsc/map/130-flu-10year.html
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■どうせするなら効果的な手洗いを
感染症の予防に手洗い、うがい、マスクの着用が有効なことはよく知られている。インフルエンザウイルスの侵入口はのどと鼻なので、ここでしっかり防御することが肝心だ。
各人が咳エチケットを守りマスクを着用するなどして、個人対策を取ることで蔓延(まんえん)を阻止して結果的に感染を防ぐことになる。使用するマスクは外科手術用でない限りウイルスそのものを防ぐことはできないが、一般的にドラッグストアで売られている粒子の洗いタイプでも飛沫を防げるので有効だ。
鈴木宏新潟大学名誉教授は、手の洗い方にはポイントがあると言う。
「手洗いでは、流水とせっけんを使う。その際には、付着しているウイルスが落ちにくい爪と指の間、指と指の間をくまなく洗うこと。アルコール系の手指消毒薬も有効だが、数回ごとに手洗いを併用してほしい。しっかり洗浄するには、20秒ほどの時間をかける。アメリカ疾病予防管理センターが推奨しているのは『Happy Birthday』の歌を2回ハミングして、洗う時間の目安にすることだ」
手洗いといってもごく短時間で適当に済ませている人が多いかと思うが、コストもかからない上に簡単にできることなので、どうせするならポイントを抑えて効果的に実行してはどうだろうか。