利用状況などメモに
健康食品には、国がその「健康の保持増進効果」を確認した特定保健用食品(トクホ)や栄養機能食品などがある。
しかし、これらの食品とそうでない健康食品との違いが分かっていない人も多かった。トクホの広告では「コレステロールを下げる」などの表現があり、この文言から薬と同じような効果があると思っている人が多くいた。
「高い製品を買わされた」「返品に応じない」など高額製品を購入したことによる経済的被害の訴えも多く寄せられた。
国立健康・栄養研究所の梅垣敬三・情報センター長は「医師に内緒で健康食品を利用し、健康被害に遭った事例をよく聞く。通院している人は医師に利用を伝えるとともに、製品名、摂取量、体調など利用状況をメモしておくといい。発疹が出るなど体調の不調が出たときは直ちに摂取を中止してほしい」とアドバイスする。
NACSは今年中に報告書をまとめ、来年1月にも関係省庁や業界団体に被害軽減のための提言を行う。