メタボ予防プログラムを開発 途上国向けに国立国際医療センター (1/3ページ)

2013.11.3 19:10

 独立行政法人「国立国際医療研究センター」が、インターネットを使った発展途上国向けの生活習慣病「予防プログラム」を独自開発し、実用化に成功したことが2日、分かった。支援国の食習慣などとの因果関係を解析し、その国の事情に合った減量メニューを実現した。コンピューターソフトを使っての本格的な途上国向け生活習慣病対策は、ほとんど例がない。第1弾として現在、糖尿病患者が310万人超とされるベトナム向けに提供。今後、国際医療貢献の新たな「日本型モデル」として各国に広げていく。

 開発したのは、同センター臨床研究支援部室長の松下由実医師を代表とするチーム。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策で実績を上げた日本のプログラムをベースに改良を加えた。

 生活習慣病は、食文化や生活スタイルが大きく影響することから、その国に合わせてプログラムを組み替える必要がある。このため、松下氏らは7年前から、ベトナム政府や国立病院などの協力を得て、現地の食習慣などを調査・研究してきた。

「ベトナム用をアレンジすることで、各国に対応できる」としている

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