毎日の摂取量を減らす「食事目標」の予防項目に、フォーやベトナムコーヒーなどベトナム人が好む食品を含めた。センターは「ベトナム用をアレンジすることで、各国に対応できる」としている。
具体的な使い方は、患者や予備軍がスマートフォン(高機能携帯電話)のアプリなどからプログラムにアクセスし、「ビールの摂取量を減らす」「ウオーキングを行う」といった予防メニューを選択。医師など専門家の指導を受けながら一定期間予防に取り組み、症状の改善に結びつける。
ネット環境さえ整っていれば使えるため、医師が遠隔地から指導することも可能だ。松下氏は「医療人材が不足している多くのエリアで役立つ」としている。