府は、公式ホームページに「日々刻々と価値が失われる 旧『私のしごと館』」というページを開設し、旧「私のしごと館」資産損失カウンターまで作成。「このままでは、国民の大切な財産が有効活用されないまま、資産価値が年間数十億円失われていくことになります」と、国に早期の無償譲渡を働きかけてきた。
日の目を見る日が…
閉館から3年以上が経過した今年6月、国からの無償譲渡に必要な改正総合特区法が、国会のごたごたに巻き込まれ、一時は審議入りさえ危ぶまれたものの、何とか成立。ようやく、早ければ今年度内にも府へ無償譲渡が実現する見通しになった。
譲渡を見込み、府と京都大は健康づくりや農業などの研究拠点として再生する案を共同で発表した。今後、両者で協議し整備や運営にあたる方針で、再生に向けた動きが本格化し始めた。
府などの構想では、医療分野などでの新産業創出を目指す「関西イノベーション国際戦略総合特区」の目玉として再整備する方針。