萎縮せず意欲的に
転倒しやすい場所を知り、対策しておくことも重要だ。武藤所長は「『ぬ・か・づけ』に要注意」と警告する。「ぬ」れている場所▽「か」い段・段差▽かた「づけ」ていない場所-の意味だ。
これらの場所では慎重に歩く、手すりを持つなど十分に注意する。部屋を片付け、コード類は束にして壁側に寄せる▽浴室の床に滑り止めマットを敷く▽部屋と廊下の段差を解消する-など、できる対策はしておきたい。
日常生活での注意点をまとめた「転倒予防7カ条」。第7条に「転んでも起きればいいや」とある。武藤所長は「転倒・骨折しても正確な診断を受け、適切な治療を受ければ復帰が可能。『二度と転びたくない』と萎縮するのではなく、意欲的に体を動かしてほしい」とアドバイスしている。