シンクスマイルの人事評価制度「CIMOS(シーモス)」。パソコン上に宝箱が現れ、同僚からバッジが贈られたことを知らせる=大阪市中央区【拡大】
一定期間に獲得したバッジの数や種類の変遷も確認できるので、その社員がその期間中にどういう能力をアップしたのかも、ひと目で分かる。
メダルと業績が正比例
新子明希社長によると、平成23年春、同社の社員数が100人になるのを前に、行動指針を決めようと思ったのが同制度が生まれたきっかけだ。ホテルに同僚と1週間缶詰めになって考え出した。褒め合うことで社員が動きたくなり、かつゲームのように楽しめる制度をつくりたい-。同制度誕生の根底にはこんな想いがあった。
バッジの個数が売り上げと正比例の関係にあることも、評価制度として「シーモス」の確かさを証明している。実際、たくさんのバッジを獲得した社員が多く在籍する部署ほど、高い売り上げを記録。なぜなら積極的に同制度を活用し「理解、称賛、感謝が飛び交うところほど成績が良い」(新子社長)という。
また、契約を取ったという『結果』ではなく、1日に自分の仕事が1%改善できた『行動』でもバッジが得られることも特筆もの。新子社長は「結果を出すのはもちろんだが、リーダーやマネージャーとしてふさわしい行動をしているかを、バッジによってみている」と話す。