【ロサンゼルス=中村将】2日(現地時間)の米アカデミー賞授賞式で、着席して結果発表を待っていたハリウッドスターや女優らに主催者側の要請で“余興”としてピザを配達したピザ・チェーンが一躍有名になり、来店者や注文が殺到している。
主催者側は、ノミネート関係者らの緊張をほぐそうと、会場にピザの配達を装った俳優を登場させようと計画。しかし、司会者の女優でコメディエンヌのエレン・デジェネレスさんが「本物でなければだめ」と主張した。
主催者側が近くのピザ・チェーン店「ビッグママズ&パパズ」にピザ20枚を注文。店舗オーナーの男性(30)が配達に行くと、エレンさんに案内され、生中継の中、俳優らにピザを配るはめになった。横で紙皿を配ったのは俳優のブラッド・ピットさんだった。
エレンさんの絶妙のトークと俳優らがピザをほおばるシーンは笑いを誘い、今年のアカデミー賞の見せ場のひとつになった。その後、「同店には1日10万人以上が訪れた」と4日付のロサンゼルス・タイムズは報じている。オーナー男性は「大ファンのジュリア・ロバーツにピザを配れたことが私にとっての賞になった」と話しているという。