データを読み解く
企業側は良い人材が欲しいため、ホームページ(HP)や説明会などで基本的に良いことしか伝えていないと思った方がいい。また、就職サイトなどはお金を払って企業が情報を載せていることも頭に入れておく。
企業の客観的な情報を把握するのに役立つのが、3年後離職率などのデータだ。3年後離職率は業種によって大きな差があるが、大卒者の平均は30%前後。3年後離職率が高い企業は注意した方がいい。また、従業員数の割に採用人数が多い▽平均勤続年数が短い(設立年数も確認)▽有休消化年平均-も併せて確認する。
1つの企業だけでなく、同業他社や他業種と比較するのも大切だ。就職サイトや企業のHPはもちろん、東洋経済新報社が発行している就職四季報は客観データが豊富で参考になるという。実際にその企業で働く人から話を聞くのが一番だが、上西教授は「何を質問したらいいか分かっていないと、相手が話すのを聞くだけになってしまう。事前にちゃんと準備していって」と話す。