学童保育を支援するスミセイアフタースクールプロジェクトによる試験的出前授業=横浜市立茅ケ崎小学校【拡大】
■設置基準、省令で明示へ
学童保育は児童福祉法で定められているが、これまでは設置の最低基準などは示されていなかった。平成19年に望ましい基準を示したガイドラインが国から出されていたが、法的拘束力はなかった。
しかし、24年の同法改正を受け、国は職員の配置数や資格などの基準を明示した省令作りを進めている。職員は2人以上配置し、うち1人は保育士や幼稚園教諭、教員免許などの資格を持っていることや児童の集団の規模などが盛り込まれる。4月にも省令が公布される見込みで、これを受け、各自治体が条例を作成する。