風呂では禁止
小さな子供の場合、誤った使い方をしたり、親が注意を怠ったりすれば命の危険もある。目立つのは入浴中、親が洗髪するなどして目を離している間に、浮輪で遊んでいた乳幼児が溺れるケースだ。
事故が起きているのは、2つの穴に足を入れてパンツのように装着するタイプ(対象年齢1歳半~3歳未満)や首に巻き付けて固定するタイプ(首掛け式、同1歳半まで)。国民生活センターは平成19年7月、当時浴槽用として販売されていたパンツ式浮輪が転覆して死亡事故が起きたとして、「この商品を用いることは避けるべきだ」と警告。現在、浴槽用浮輪は販売されていない。だが、入浴中の事故は後を絶たず、24年7月には首掛け式の浮輪を付けていた乳児が浴槽で窒息する事故が起きた。
日本空気入ビニール製品工業組合(東京都中央区)は「浮輪はプールや浜辺で使う物で、風呂で使うのは絶対に控えてほしい」とし、製造メーカーもこうした注意書きを製品に記載している。