徹夜はダメ
3つ目は食事。睡眠と食事には深い関係がある。眠気を誘発するメラトニンはアミノ酸の一つ、トリプトファンから作られるが、体内では生成されず、体外から摂取するしかない。
トリプトファンを多く含む食品は、大豆加工品、乳製品、ナッツ類、魚、肉、鶏卵、バナナなど。消化・分解され、トリプトファンが体内に取り入れられるまでを考えると、「朝食で食べるのがベスト」だが、朝食に肉や魚をしっかり食べるというのは現実的ではない。宮崎さんは「いつもの朝食にかつお節やしらす、卵などを加えることから始めてみては」と提案する。
この時期、夏休みの宿題で徹夜する子供もいるだろう。宮崎さんは睡眠学の観点から「徹夜はダメ」と言い切る。「人間の脳は15時間くらいしか働くことができない。それ以上使うと、酒気帯び運転と同じくらいの作業効率になってしまう。早起きして昼間に頑張り、生活リズムを整えて新学期を迎えて」と話している。